5期 1年間の活動報告会 利益の使い道は 

商店街・地域を船橋元気にする活動をしている「船橋コヂカラ」

5期の活動(イベント企画、出店等年6回)を終え、
利益の使い道の確定、保護者への1年間の活動報告会を行いました。

【利益の使い道】
台湾への寄付  1万5千円
東日本への寄付 2万円
商店街商品券  1人2千円ずつ
その他利益はプール
※どこへ利益の一部を寄付するか?子どもたちはみんなで考えました。
「台湾へ寄付がしたい」という意見「東日本への寄付がしたい」
議論した結果、
東日本大震災で早期に多額の寄付をしてくれた台湾への恩返しが必要と強い意志があり、
2か所へ寄付をする事にしました。

【活動の感想】子ども・商店会長・保護者 それぞれ感想の一部分

<子どもたちから1年間の活動の感想>
・ お客さんが来ると嬉しかった。色々なお客さんと出会えた。
何回も来てくれるお客さんもいれば、見て見ぬふりをするお客さんもいる。
その繰り返しで利益というものがでると思います。
・ 山形でのプレゼンやGoogleでの講座で会った人が優しかった。
コヂカラをやって、お金の大切さがわかった。
・ 大人のお店と一緒に出店してので、絶対に負けたくないと思い頑張りました。
・ コヂカラをやって、仕入・売上・利益などを知る事ができた
コヂカラの活動をしてきた先輩にはまだほど遠いですが頑張ります。
・ コヂカラをやって沢山の経験ができた。
色々な人の協力を得て自分も成長したと思う。
しかし、大人になり社会に出ると、仲間と協力して成長する事以外に
自分の意見を周りの人に理解してもらうチカラが必要だと思いました。
それは大人の会議に参加した時に思いました。
※子どもたちの感想は、社会と繋がりをもって活動してきたからこその感想でした。

<商店会長から>
・ 皆が活動すると商店街が元気になるからこれからも続けて欲しい。
大人は新しい事にチャレンジする時に「ちょっと難しいかなぁ」と
あきらめてしまうようになってしまった。
でも、みんなは仲間で考えてどんどんチャレンジしている。
皆が頑張っているからイベントも続けられます。

 

<保護者から活動に関して、自分の持つ仕事感に関して>
・ みんなの活動は素晴らしいと思う。
商店街を元気にする。という事はお店の人にとって、どんな事ができたら
嬉しいのかをお店の人にもっと聴いてみて目標を立てるといいと思った。
仕事は情熱が大切だと思う。
・ コヂカラで本当に色々な経験ができたと思う。
そして、子どもたちが商店街で活動をすると商店街が明るくなる。
仕事は人との繋がりが大事だと思う
・ 仕事は大変なだけだと続かない。楽しいと思える事がないと続かないと思う。
・ これからの社会、色々な人とのコミュニケーション力が大事だと思っていた時に
コヂカラ募集のチラシを見て“これだ!”と思った。来年も続けさせたい。
関わる大人によって子どもは成長すると思う。

※ お父さん、お母さんからの感想や仕事感を聴く子どもたちの表情は真剣でした。
実際に自分たちが“仕事”をしてきて、課題や壁にぶつかった経験をしたからこそ
真剣な表情となったのではないかと感じました。
そして、保護者からのメッセージも子ども向けではなく、対等な姿勢での
メッセージ。子どもたちの活動の姿を見てきたからこそだと思います。

 

商店街の中にあるコーヒー専門店キリマンジャロにて

たこやき?ランチで締めくくりました!

 

 


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