「メルカリで子ども教育」についてのイベントを実施!!
11月7日にメルカリ様のご協力のもと、六本木ヒルズのオフィスで「メルカリで子ども教育」についてのイベントを実施してきました。
小学校一年の息子とどのようなやり取りをしているのかを尾崎からお話をさせていただき、その後、コヂカラMBAをリードしているコヂカラの三尾と対談形式で話をしていきました。
当日は色々脱線し、その中に面白い話が入っていましたので全てを共有することはできませんが、簡単に尾崎が話した「リスクをなくす方法と学びを最大化する方法」の概要だけ共有をさせていただきます!
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① リスクをなくす
メルカリを子どもが実施するのは危ないと思っている方々へ実際に私が行っている簡単な解決法を紹介
<ポイント:開示・分担・慣れ>
Q:勝手に子どもが売買するのが怖いのですが、、、
A:息子にはいらないスマホを渡しています。そこでメルカリを登録します。クレジットカード登録はしません。すると息子は自由に商品を検索し、金額を見て、情報を集めることができます。実際に「売買」するときは私のスマートフォンで行います。写真を撮って、金額を決めて、説明を一緒に考えます。
Q:交渉やコメントの返信はどうしていますか?
A:私のスマホに連絡がくるので、それを息子に知らせて聞きます。「一個でも売れるのか?」とか「もう少し安くならないか?」ってきかれてるけど、どうする?と。
私が決断することはなく、あくまでもつなぎ役として私が返信をします。
Q:包装とかは子どもにもできますか?
A:初めは教えてあげましたが、メルカリ包装グッズを家においておけば、今は勝手に自分で包装します。郵送する際は近くのコンビニに一緒に行って、バーコードを出して送ります。慣れれば一人でできます。
Q:子どもが行って、相手に失礼があったりクレームが来たりしませんか?
A:基本的に子どもが出品している旨を記載。交渉やコメントでも「息子が包装し、郵送します。少しでも傷があったら、「きれいだ」と思っても一ランク下げて状態をつける。もちろん壊れないように親の責任として送りますが、何かあったらご連絡ください」とかきます。
② 学びを最大化する
普通に出品をさせるだけでなく、子どもが新しい学びを自ら気が付けるように親としてフォローしている具体的な方法を紹介。
<ポイント:失敗・動機・日常>
■とりあえずやらせてみる。失敗させる
赤字になろうが、売れなかろうが、まずは出品してみる。はじめは何も言わない。
勝手に自分で検索して、適切な値段をつけるようになる。
入力をすると、メルカリの手数料が引かれるので、そこに郵送費だけヒントをあげて、自分で決めさせる。
■他の場所でも売買
リサイクルショップ、実際のフリーマーケット、他のサイトでも売買をさせてみる。
この前、リサイクルショップで売ったら、数十円にしかならなくて、「なんでメルカリではあんなに高く売れるのに。。どうして?」という疑問が浮かぶ。それこそが「直接売買」を教えるタイミング。各店舗のメリットデメリットを一緒に考えられる
■なんでお金がほしいのか
何が欲しくてお金を貯めたいのかを常に考えさせる。もちろん、貯金でもOK。
「今は何がほしいの?」みたいな感じで会話でサラッと聞く。お金で買えるものと買えないものを意識させたい。
■教科とつなげる
メルカリには数学、国語、理科、社会、図工全ての学びを得ることができる。そこにうまく接続させてあげるのが親の役割。
■身の回りにあるものを「売り物」として考える機会をつくる
自分の近くにあるものをどうやったら売れるかを一緒に考える機会を作り、全てのものは自分の見方次第で価値に変わることを伝える。