「海外に行ってきた10代に聞いてみよう!」〜激動のグローバル社会を生きる子ども達に必要な力とは?

2018年6月2日㈯にコヂカラ・ニッポン主催、文科省のトビタテ!留学JAPAN「海外に行ってきた10代に聞いてみよう!」〜激動のグローバル社会を生きる子ども達に必要な力とは?と題して、 「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」
FJの協力の元イベントを開催しました。

大学受験改革、また小学校の英語教育の強化等、英語教育への関心の高まりもあり、定員の倍以上の皆さんにお申し込みをいただきました。当日も、小学生から高校生までのお子さんと保護者が会場であるYahoo!JAPAN LODGEに次々と集まってくれました。

冒頭では、まず、トビタテ!留学JAPANプロジェクトディレクターである船橋さんからの熱いメッセージ。子ども達にとって多感な10代の留学が大きな成長の機会であること、短期間でもいいので海外に行ってみること、そして可能であればHop Step Jampで若いうちに三回海外に行ってみることがグローバルに活躍する日本人を育てることに繋がっていくというお話がありました。

続いて、トビタテ!帰国生の高校生&大学生5名が経験を紹介。語学留学だけでなく、ボランティアやダンス、生物の研究等目的も様々。また、アメリカ、オーストラリア、カナダという英語圏だけでなくタイの少数民族の村やボツワナ等、行った地域も様々。異文化に触れたという経験だけでなく、それまでの人生で築いてきた考え方や将来への価値観が大きく変わったという声が多く聞かれました。タイの少数民族の写真やボツワナのワニの写真には、参加者の子ども達も興味津々でした。

その後、船橋さん、認定NPO法人 キーパーソン21 代表理事 朝山 あつこさん、そして、コヂカラ・ニッポン川島代表、モデレーター にBUSINESS INSIDER JAPAN統括編集長 浜田 敬子さんをお迎えしてのパネルディスカッション。

 

話は留学だけにとどまらず、「親の期待を押し付けないこと」「子どもに決めさせることの大切さ」また、「留学以外にも、普段の生活の中で子ども達が様々な人や機会に出会う環境を親が提供する」等、予定時間を大幅にオーバーして白熱した議論が展開されました。

後半は、10グループに分かれて、トビタテ!帰国生との交流会。10分ごとに三つのグループを回り、直接トビタテ生から話を聞いたり質問したりという座談会形式で行いました。なかなか質問できなかった子ども達もトビタテ生に直接質問したり、沢山の笑顔や真剣な表情が見られました。
 

アンケートには
「留学には語学留学という発想しかありませんでした。好奇心や強みが留学にも繋がることがわかり、子どもの意欲を育みサポートしたいという考えに変りました。」
「自分の体験を生き生き話す子ども達が印象的でした。やっぱり親は子どもを信じて待つしかないことが確認できました。」
という保護者の感想。また、子ども達からは、
「自分と同年代の子の話を聞くのはすごく参考になった。自分も同じように世界に旅立ちたいと思った」
「外国に行ってみたいと思いました。」
という感想がありました。


ご参加くださった皆様ありがとうございました。

文 :林田 香織
写真:大森 光太郎


2018-06-04 | Posted in イベント・講演・対談No Comments » 

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