芝山団地商店会とコヂカラ・ニッポンのコラボイベント「まちあそび人生ゲーム」打ち合わせ

来年3月26日(日)開催予定の芝山団地商店会とコヂカラ・ニッポンのコラボイベント「まちあそび人生ゲーム」の打ち合わせを行いました。

この日は、商店街でコラボしてくれるお店を探す予定だった為、その提案内容を考えることから始めました。

コラボした際にお店が得るメリットについてみんなで話し合うと、
「お店の宣伝になる!!」
「お客様がふえる!!」
「商品を知ってもらえる!!」
と、すぐに沢山の意見が出てきます。

反対にデメリットについても考えました。
すると、
「自分がやりたいと思って始めたお店だから、別の所とコラボしたいと思わないかもしれない。」
といった意見が出てきました。

提案される側の気持ちになって考えた後は、自分たちが訪問した時を想定してロープレを行いました。

何度やっても言葉が詰まってしまったり、悔しくてお店に行きたくないという子もいましたが、繰り返す内に少しずつ上達していきます。先輩メンバーは、うまくできない子に何度もアドバイスをしていました。

ロープレの後は、商店街のどのお店へ案内に行くかを挙手制、じゃんけんで決めていきます。

そしていざ商店街へ出発です。

先頭を切った子は、自分の目当てのお店へ到着すると迷わず扉を開けて入って行きます。そして5分後にお店から出てきました。結果は・・・断られてしまったとのこと。しかし、本人は全く落ち込む様子もなく、みんなの元へすぐに戻り報告です。

会議室へ戻るとメンバーからは、
「どうだった!?」
「緊張した!?」
「怒られなかった!?」
と質問の嵐。

「緊張しなかったし怒られなかったよ。楽しかった。」

そんなコメントに他のメンバーも勇気をもらって商店街へ出発です。

入り口付近で「何て話す?何て言う??」とモジモジしているのは男の子たち。横では女の子達が積極的にお店に入って行きます。お店の前で作戦を考えてから、励まし合い、いざ入店。結果は断られてしまいましたが、最初の子と同じようにお店の人と5分ほど会話をすることができました。出来ないと思っていたことが出来た子ども達の表情は、達成感に溢れていました。

今回の活動では一生懸命頑張っても簡単にOKをもらえないことに、仕事の大変さを実感した子ども達。次回の活動では今回の反省点をふまえ、再度お店へヒアリングへ伺います。

<写真・文>
大森 光太郎


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