子どもたちのアイデアが活きる!「アイスアカデミー」商品企画
佐賀県からアドバイザーとしてコヂカラ・ニッポンが依頼を受けている事業
「子ども×大人 子どもの「憧・夢・志」を育む(子どもたちの志を育て taiken)事業補助事業」。
採択された7団体のうちの1つ、
NPO法人鳳雛塾主催、特別協力竹下製菓株式会社 [SAGAアイスアカデミー]商品企画
コンテスト。
竹下製菓株式会社社長から最優秀賞への講評は
「技術的に難しいと思っているのがわかっていたから、考えようとしなかった。
そこを子どもたちがとっぱらってくれた」
子どもたちのアイデアを受け入れた社長からのコメント!
子どものチカラが企業や社会に役立ち、企業や地域が発展する第一歩。
佐賀県は進み始めていますね。
佐賀の新しい名物アイスをつくろう!と小中学生が今年の夏より商品企画をしていました。
11月3日は小学生3チーム、中学生4チームの中から、試作品へ進む事ができる
3チームを選ぶ商品企画プレゼンがありました。
審査員は
商工会議所会頭、教育委員会生涯学習課課長、竹下製菓株式会社社長、
佐賀県男女参画・子ども局こども未来課副課長、コヂカラニッポンで行われ、
地元のメディアも2社取材に駆けつけました。
(写真はインタビューを受ける竹下製菓社長)
会場は中学生2年生のキャリア教育の一環として本事業を取り入れた小城中学校。
小城中学2年生キャリア教育の一環として取り入れた校長先生も素晴らしい!
プレゼンテーションでは1チーム5分の発表。
魅力的な特徴、ターゲット、パッケージデザイン、プレゼンテーション力が審査され、
会場を驚かせたり、笑わせたり、関心させたり、個性豊かな子どもたちの発表は
ECOや地産地消などの社会課題も含まれ、子ども視点がある中にも
とてもクオリティーが高い発表でした。
素晴らしい企画7点の中から最優秀賞に選ばれたのは、
中学生が企画した「スケとるやん」!
透明のアイス。
最近飲料水で透明な商品が出てきていることからヒントを得たそうです。
当たりづき! でもパッケージもアイスも透明だから「スケとるやん!」
ネーミングもユニークですね。
優秀賞はECOを考えて企画した小学生の
「カタナアイス」外国人も好んでくれるような和風のネーミングにしたそうです。
特徴は、熊本県の井草を使った「食べられるお箸」を棒に使用するところ。
アイスの棒でゴミが出ないように考えたそうです。
審査員へ食べられるお箸が配られました。とても固い。だからアイスが溶けてきても
棒は固いから溶けない事も考えたそうです。
もう一つの優秀賞は小学生が企画した「梅恋」
竹下製菓さんの隣にある梅林「牛尾梅林」の梅を利用した、地産地消を考えた商品。
紅梅と青梅の二種を利用し赤い梅アイスと緑の梅アイスを企画しました。
赤い梅アイスは女性をイメージしたパッケージ
緑の梅アイスは男性をイメージしたパッケージ
二つのパッケージを合わせると一つの絵になるので、2つ買ってもらえるというアイデア。
上位3チームの作品が試作品へと進みました。
惜しくも選ばれなかったチームのアイデアも、おいしそうなものがありました!
佐賀の新しいソールフード。
佐賀の次世代育成。
期待大です!
新商品の発表、お楽しみに!