【コヂカラMBA】NTTデータで「コヂカラMBA」を実施!
2014年7月25日、28日に株式会社NTTデータ(以下、NTTデータ)にて、「コヂカラMBA」を実施しました!
NTTデータのキッズワークショップという取り組みの中のプログラムとして組み込んでもらい、小学校2年から6年までの子ども達10数名を対象に実体験を含んだ講義をしました。
今回の「コヂカラMBA」のプログラムは流通業を学ぶというテーマを元に、子ども向けにわかりやすくマーケティングやマーチャンダイジングについて説明しました。
全体の流れとしては、最初に理論を学び、学んだ内容を元に宿題としてフィールドワークをします。
そして、次の日にコンビニで実体験をした後、最後にまとめのディスカッションを行います。
この理論を学ぶときには単純に子ども向けに説明するのではなく、子どもの発想力や想像力を活かして、こちらから問いかけをして、それを子ども達が答えていくという講義形式にしました。
マーケティングとは何なのかを子ども向けにわかりやすくした内容を元にみんなで話し合い、子ども達はみんなイキイキと楽しそうに課題に取り組んでいました。
そしてフィールドワークでは、実際に近所のコンビニやスーパーでどんな売り方をしているのかを調べてくる宿題です。
その宿題とコンビニで店員体験をした上で最後にまとめとしてディスカッションをしました。
コンビニの実体験はファミリーマートさんに協力いただき、店舗での接客やレジ打ち、商品の品出しを体験していました。
みんな初めての体験であり、ドキドキしながら楽しそうに取り組んでいました。
宿題の発表は最後のまとめのときにしてもらいましたが、なぜそのお店がその商品を置いているのか、どんな客層が多いのかなど、子どもの視点で分析してディスカッションしました。
このディスカッションの視点が非常におもしろく、客層が高齢者が多いから高齢者向けの商品をそろえているというしっかりとした分析ができている子もいましたし、こうすればもっとお客が来るんじゃないの?というディスカッションでは、他のお店に呼び込みに行くというような子どもならではのアイデアもありました。
子どもからは普段学べることのできない内容を勉強することができたと感想をいただきましたが、何よりもよかったのは、一緒に同席していただいた保護者からのお言葉でした。
保護者からは、子ども向けの講義を聞いていたが、「子どもにこんなことが答えられるのかな」と思っていたところ、いろんな回答が飛び出してきて、子どもの可能性を再発見したいい機会だったとのこと。
自分で子どもの限界を決めつけず、いろんなことをやらせてみようと思ったというご意見もいただきました。
今後も子どもの考える力を伸ばせるような体験を実施していきたいと思います。