【GL111】プロジェクトの推進には自分なりのパッションを持つことが大切!!

11月に行われる中間発表が近づいてきた事で、更に本格的な取組みになってきた立教大学グローバル・リーダーシップ・プログラムGL111。今回はこの日までに学生達が作成した課題解決案を今一度振り返っていただく為のワークを行いました。学生達の中には、未だ馴染みの薄い自己肯定感の意味や課題に対する考え方を掴みきれない子もいるようです。そこで、今回はコヂカラ・ニッポン副代表の尾崎から「自己肯定感に関する体験談」と「過去のプロジェクトの失敗例」を彼らに話しました。

幼い頃から活発な子だった尾崎は男の子と一緒に遊ぶのが大好きな幼少期を過ごしてきました。その結果、周囲からは「男でもないのに、変なやつだ」と言われるようになります。「強さと可愛さは共存しないのだろうか?」というジレンマを感じ始めると同時に、そんな自分を悟られないように彼女は周囲の人達と次第に距離を取り始める様になりました。

そんな過去を持つ尾崎は、先日アメリカのシリコンバレーで開かれたリーダーシッププログラムに参加をしてきました。「名前でも肩書でもなく、自分は一体何者であり何を生きがいにして生きている人間なのか?」という現地の考え方に彼女は刺激を受けます。そこでの経験が自己理解を更に深めるきっかけとなり、結果的に自身の自己肯定感の向上に繋がる経験となりました。
※尾崎による現地レポートはこちら

また、過去のコヂカラ・ニッポンのプロジェクト失敗例として、子ども達に「教えてあげよう」と思ったり、自分が楽しめていないと決まって失敗をした事を伝えた上で、子ども達とは本気で向き合った結果学びがあるものでないと成功しない事を身をもって学び、上から目線ではなく彼らと一緒に楽しむ事が大切だと話をしました。

続いて理事の林田からは尾崎の体験談を用いて「パッションは自己の経験から来る」という事を学生達に話しました。プロジェクトの推進や失敗を恐れずに挑戦する為には、自分なりのパッションを持つことが大切です。その為には、自身の経験と向き合い理解する事が必要であると話しました。

グローバル・リーダーシップ・プログラムGL111の授業も中盤へと差し掛かり、学生達の眼差しや授業態度にも次第に変化が見えてきています。学生達には、コヂカラ・ニッポンの提供課題に取り組む過程で自身の経験と向き合い、パッションを持ってリーダーシップを育んでもらいたいと考えています。

次回は課題解決案の中間発表です。果たして彼らはどんな成長を遂げていくのか、とても楽しみなプロジェクトです。

【前回の「GL111」の記事はこちら。】
【「GL101」の記事はこちら。】


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